納車の話 / 駐在員のクルマ事情

お疲れ様です!インドネシア担当鈴木でございます。

この度冷凍の6輪車が新たに納車されましたので紹介させていただきます。

三菱ふそうCanter FE74 L(ロングシャシ)。弊社は常温・冷蔵冷凍含め小型の4輪車(後輪もシングル)のみの運用でしたので初の中型車となります。箱と冷凍機は信頼のTopre様。

日本でも一般的な仕切りを用いた2層式となっております。今後もぼちぼち、コールドチェーン部門の拡充を図ってまいります。

さて実はもう1台同時期に納車がありました。HONDA WR-V RSというクルマ。ワタクシ鈴木が我が物顔で乗り回す社用車を更新させていただきました。前のやつは新規事業用の営業車になります。

一応ナンバーは消しておこう

「WR-V」は日本にも現行車種で存在する名前ですがインドネシアのそれはまた別物です。日本版より少し小型のコンパクトSUV、1.5リッターCVT。内心密かにうらやましいと思っていたイマドキの、LEDヘッドランプ+LEDフォグランプ+LEDデイタイムランニングランプ+流れるLEDウィンカーつき。

イカす

お気に入りのサイドビュー。クラスに見合わない17インチホイール、215/55R17タイヤが奢られていて力強い外観です。純正ホイールのデザインも良くて、大きく見せつつ、こちらはクラス相応のちっちゃいブレーキが目立たない仕上がりとなっております。

インドネシアでは大きな会社様は特に、安全面から駐在員の運転を禁止するケースが一般的です。よってどこへ行くにも運転手を使用、よって後席の居住性が最優先です。結果最も多く採用されていると思われるのがTOP画像のトヨタ「キジャン・イノーヴァ」です。対して鈴木は上司の許可を得て免許を取得し自分で運転しておりますので、取り回しを重視してもう少し小型の、もう少しお安いものを選びました。後席の居住性は、まぁ自分ではあんまり乗りたくないかも。だがそれでいい。手の届きやすい価格帯では大家族を収容する7人乗りが売れ線である中、ドライバーファーストな選択肢を用意してくれるHONDA様に感謝です。

運転手を使わないのはコスト削減の意味もありますが、以下に列挙する懸念点を回避する意図の方が個人的には重要です。

・「家族が病気なのでお金を貸してください」と言われる

・「ミスター(駐在員)がお休みの日に車を使わせてください」と言われる

・小銭をちょろまかそうとする

・特に断食月など、運転中にウトウトする

・安全意識が希薄

・レストラン等の駐車場で待機中、運転手同士で「うちのミスターはどこどこの会社でどこに住んでいて毎週あの辺のゴルフ場やあの辺のいかがわしい店に行く」等の赤裸々な情報交換が行われる

・時間通りに来ない、呼んでも来ない

・それらを飲み込みつつ、なんだかんだ気を遣ってあげなきゃいけない。気を遣わなくなったらたぶん自分が偉くなったと勘違いしてしまう

たまたまいい人に当たれば大丈夫ですが、すべて「あるある」だと思います。カントリーリスクと割り切ればそれまでとはいえ、可能ならば避けたいものです。そんなわけで今後も、いわゆる途上国で自分で運転する危険性、リスクは十二分に考慮したうえで、フットワーク軽く走り回りたいと思います。

ではまた。

 


【蛇足】今日のにゃんこ

我が家のくろ氏(1歳)。とても可愛いのだが時々めっちゃ貫禄のあるおっさんみたいな顔する。

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