敢えて蚊を街に放つ
お疲れ様です!インドネシア担当鈴木です。
インドネシア生活の心配事のひとつにデング熱があります。とは言え早9年、一度も罹患したことはないのですが。
致死率はさほど高くはないとはいえ、2023年通期でインドネシアでも1,000人以上が亡くなられ、2024年は4月時点で600人以上が亡くなられているとの事。また知人によれば高熱と頭痛、特に目の奥がとんでもなく痛いなど、かなりつらいらしいので何とか避けたいものです。現在雨期に突入して蚊が増える時期でもあります。
そんな中インドネシア保健省とジャカルタ特別州は、「ボルバキア菌」に感染させた蚊を大量に放つ作戦を実行します。トップ画のバケツには大量の「ボルバキア蚊」の卵が入ってるのですが、西ジャカルタの作戦地では既に800世帯を超える「里親」がいるとの事。里親・・
詳しいメカニズムはさておき要はボルバキア菌を持つ蚊が大多数になるとデングウィルスは駆逐されるのです。これはちゃんとエビデンスのあるデータで、民間療法ではありません。
是非インドネシア全国でやってほしいものです。・・・いや、嫌かも。うーん。痛し痒し、ですな。おあとがよろしいようで。
ではまた。
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【蛇足】今日のにゃんこ
更新をさぼっている間にまた子猫が生まれて、
すくすく育っています。