進化するデルタマスシティ

ご無沙汰しております。インドネシア担当の鈴木です。

弊社事業所が入居させていただいている「GIIC工業団地」を含む都市開発プロジェクトそれが「デルタマスシティ」です。

工業団地だけでなく住宅街、当該地域の県庁、日本人学校、大学、病院、その他衣食住の全てにわたって様々な施設を擁する巨大プロジェクトです。大手商社双日さまと現地財閥シナルマスさんがやっています。

弊社はその工業団地の奥深くにありまして、周辺は相変わらずのどかです。放牧のヤギ、ヒツジ、ウシが代わる代わるやってきます。

かわいいですね。さてそんなデルタマスにこの度、イオンモール様がオープンしました。

なんと東南アジア最大級の規模だそうです。すごい。中身はまぁ普通にイオンなんですけどこののどかなデルタマスに出来たことがすごいです。個人的にはインドネシアで食べられるラーメンで一番好きな清六屋さんが入ったことが最大のニュースです。

なんでこんな片田舎（失礼）に？その答えの一つが、例の新幹線です。

色々ありましたが開業したジャカルターバンドン高速鉄道、今は「ウーシュ（Whoosh）」と呼ばれています。Waktu Hemat, Operasi Optimal, Sistem Hebat、時間の節約、最適なオペレーション、優れたシステム、の略ですって。で、そのWhooshの駅が出来るのですよ。この片田舎（失礼）に。

完成間近の「カラワン駅」です。「周りに何もない駅」と言われる駅は数あれど、これはなかなかですよね。ここからイオンまで、多分シャトルバスか何かが運行されると思いますが、10分前後です。インドネシア第3の都市バンドンから新幹線でイオンに来るリッチな人たちも、まあ、きっと大勢いらっしゃるでしょう。

途上国での急速な発展と貧富の差の拡大は表裏一体、どうにかうまく、みんなで豊かになっていきたいものですね。

ではまた。

蛇足：今日のにゃんこ

我が家の家猫、くろです。知的な眼差しは彼がそのへんのキジトラとは訳が違う事を物語っています。人間で言うと何歳かは知りませんが、まだ0歳児です。